負の世界遺産、セネガルのゴレ島へ

セネガルは西アフリカなので

今まで旅してきた東アフリカとはまた違った文化圏です

しかしながらやはりアフリカ大陸の国であり

奴隷問題とは切っても切れない場所であります
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セネガルで奴隷問題と言えばゴレ島

奴隷貿易の拠点となった島で現在は世界遺産に登録されています

我々が滞在していた和心からは目の前で乗れる3番バスで中心まで行き

そこからフェリー乗り場まで歩きフェリーに乗って行くことができます

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和心の前の道から3番バスに乗ります

Petersen行き

1人200CFA(約38円)2016年3月現在

所要45分

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バスの中はこんな感じ

金網の中が車掌のスペースで

車掌にお金を払います

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バスターミナルに行く路線なので

結構混んでいます

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ターミナル付近にはお店もいっぱい

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無事に到着

たくさんのバスが止まっています

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帰りはここで3番のバスを探して

「ワッカム」って言えば帰れます

ここからフェリー乗り場までは歩いて約20分

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途中の道は活気のある場所が多く

歩いているだけで楽しいです

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道路はあちこち建設中?なのか

ボッコボコでした笑

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道に迷いそうになったら

鉄道駅を目指すといいと思います

鉄道駅まで行けばもうすぐそこです

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こちらがフェリー乗り場への入り口

このあたりから英語を話せる人間が増えます笑

優しそうに寄ってきますがガイドとして雇ってくれってことです

彼ら曰く

「ガイドがいないとゴレ島で現地人に囲まれてろくに観光できない」

「写真を撮ることもできない」

「ガイドがいないと歴史や島内の事が何もわからない」

とのことですが

現地人の囲みは大したことないです

写真は全く問題なく撮影できます

しかし歴史のことや島のことはガイドがいた方が分かると思います

なんせフランス語の表記しかないのでフランス語がわからない我々は

チンプンカンプンでした・・・

なのでガイドを頼むのもありかもしれません

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月曜から土曜のフェリー時刻表

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日曜のフェリー時刻表

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フェリー乗り場の入り口

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この窓口でチケットを買います

ゴレ島往復

1人5200CFA(約988円)2016年3月現在

所要約30分

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チケットを買ったら隣にあるこちらから中へ

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待合室は人でごった返してました

ここで多くの現地人に必ず声をかけられます

彼女らはゴレ島でお土産屋をやっているようで

名前を名乗り「後で店に来てね約束よ!」と

RPGの村人のように同じことを言います笑

さすが観光地ですね!

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出発です

フェリーの中でも現地人に

「後で店に来てね約束よ!」と

RPGの村人のように同じことを言われました笑

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フェリーに揺られること30分

ゴレ島が見えてきました

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ゴレ島に住んでいる人もいて

漁などをしているみたい

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揺れが激しいので

下船の際はスタッフが助けてくれます(女性だけ笑)

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入島したらまずこちらで税金を払います

1人500CEA(約95円)2016年3月現在

払わないで入島することも可能なようですがちゃんと払いましょう!

まずは島内の丘を目指します

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いたるところにお土産屋が

そして先ほどフェリーで会った女性たちが

「ヘーイ!ジャパニーズ!覚えてるよね~!約束したよね~!」と

あちこちから叫んできます笑

明らかに会ってない人たちも叫んでます笑

まあでも今までのアフリカ諸国に比べればかわいいもんなので

華麗にスルーしましたが笑

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お土産物は中々興味深いものもあり

長旅じゃなかったら買ったかもな~、ってのもありました

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丘へ登る途中にあった国旗

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日本にも住んでいたらしく日本語堪能なサンドアーティスト

彼は全然、商売気がなく雑談しているうちに作品製作過程を見せてくれるました

一応「これはいくらだよ」とは言ったものの、それでおしまい

むしろ買ってあげたくなる対応でした(もちろん買ってませんが笑)

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丘の上にはこんなのもありました

日本人観光客なんて全く見かけないけどこういうのがあると嬉しいですね

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バオバブってマダガスカルのイメージだったけど

結構そこら中にあるな~

まあそりゃそうか、街道になってるからマダガスカルが有名なわけだもんね

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高台にはフランス統治下に設置された

大砲や

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砲台が残っていました

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これはなんだろう?

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高台からの景色

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猫が多い島でした

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海を見ながらベンチで休憩

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ダカール市内が見渡せます

一休みしたところで

散策再開

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路地を通っていくと

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大きなバオバブを発見

さらに行くと

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ヤギたち

どうやら観光地ではなく住宅街に紛れ込んでしまったようです

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子供たちがサッカーをしてました

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身体能力はやはり非常に高かったです

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この木はとても邪魔そうでしたが笑

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路地をさらに進み

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子供たちと絡みながら

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ブラブラ歩いていたら

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島の端っこにある博物館に着きました

入場料500CFA(約95円)2016年3月現在

写真撮影禁止でフランス語表記のみなので

何にもわからなかったです笑

小腹も減ったので何か食べたいな~と思うものの

観光地なのでやたらと高い!

どうしようかと思っていたら

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地元の人用のサンドイッチ屋を発見!

身振り手振りで購入に成功!

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2人分のサンドイッチとセネガルコーヒー

1100CFA(約209円)2016年3月現在

安くて美味くて助かりました!

お腹も満たされまたブラブラ

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日本の援助でできた学校や

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教会を見たりして

たどりついたのが

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奴隷の家

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入場料500CFA(約95円)2016年3月現在

12時から14時30分は昼休み

 

当時の奴隷たちの生活環境が残されています

西アフリカ各地から強制連行された人々はここに集められ

暗く狭い部屋に大量に押し込められ「出荷」を待たされます

「出荷」されれば二度とアフリカに帰ることはなかった人たち

航海も苛烈を極め

1人の奴隷に許された空間は長さ180cm、幅40cm、高さ80cmほどしかなかったらしい

そして1船に500~600人が収容され

途中で病気などになると生きたまま海に捨てられたそうです

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奴隷の家の横にある像

アフリカはどこに行っても奴隷問題に直面します

同じ人間が犯してしまった過ち

今後こういうことが起きないように考えていかなければいけない

と、

思うのですが、

アフリカを旅してると現地人から

明らかに差別めいた態度で

「チン、チョン、チャン」とか言われることがよくあります

残念ながら子供だけでなく大人にもいます

悲しい現実です

教育の大切さを痛感する出来事です

差別されてきた歴史があるからこそ

他社を差別しないように教育するシステムを構築する必要があると思います

そこからがスタートじゃないかなと思うわけです

同じ人間同士で差別や偏見を持つことは悲しいことだし

やってて虚しいものだと思える世界にならないかな~と

心の底から思います

負の世界遺産がある意味ってそういうところだと思うんですけどね

ダカールの地図

黄・和心

赤・バス乗り場

青・フェリー乗り場

緑・観光施設

※各ピンをクリックすると詳細情報が見られます

 

今日の1枚

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浜辺で遊ぶ子供たち

彼らには差別や偏見のない時代を築いていってほしいです

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