実は繋がりの多いドミニカ共和国と日本

カリブ海に浮かぶ島国、ドミニカ共和国

実は日本とも深い関りがあるのです

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ドミニカ共和国と日本の最初の繋がりはやはり移民です

第2次世界大戦後に、外地からの引揚などによって発生した

約600万人の失業者問題を解決することと、

大戦によって悪化した日本の国際的な評判を回復させるべく、

日本人を海外の開発事業に携わらせる、という政府の方針によって、

大戦で直接戦火を交えなかった

中南米諸国への移住を推進したことが発端となり、

1954年ドミニカ共和国において日系移民受け入れが開始され

1956年ドミニカ政府が農業開発の為に日本人移民を受け入れるという条約を

日本政府との間に締結し、移民の渡航が開始されたそうです

当初は18haの土地の無償譲渡、入植予定地は中程度の肥沃度など、

他の中南米諸国と比べても破格の好条件であったため、

全国から応募者が殺到し、249家族1,319人がドミニカ共和国へ移住したそうです

（移住者の名簿）

しかしながら、実際には日本政府によって約束されていた面積の約3割の

土地しか与えられず、その土地ですら岩や石だらけの荒地で、

度々塩害に見舞われるといった農業には全く適さない状態だったそうで、

さらに、慢性的な水不足に悩まされていたことや

近代的な水利設備が無かったことに加え、

ドミニカ政府がその土地の所有権すら認めなかった

そのため、移住者の希望は完全に打ち砕くかれることとなった

なかでも、隣国であるハイチとの国境近くの入植地は

24時間政府の役人による監視の下に置かれるなど悲惨な状況であったそうです

その原因は、日本とドミニカ共和国の両政府によって締結された条約において、

日本からの移住者には耕作権だけしか与えないことが決められており、

日本政府が発表した募集要項にはそのことが一切記載されていなかった

そのうえ、当時の駐ドミニカ大使も、

現地の水問題と塩害が多発している事実を把握していたことを隠していた

一方のドミニカ政府も、日系移民をハイチからの侵入者を防止する為の

国境警備に使い、同時に荒地の開発にも利用することを意図しており、

日本政府もその事実を把握していたとの記録が残っているそうです

以上Wikipediaより抜粋

 

政府ひどすぎですね・・・

一応1961年に正式に失敗を認め、1963年までに8割の移住者が日本への帰国または

ブラジル、アルゼンチン、ボリビアなど南米への移住をしたそうです

2000年にはドミニカ移民訴訟もおこり、2006年に和解が成立しました

首都サントドミンゴにはこの移住記念碑が建っています

大変なご苦労をされた方々の礎の上に今日の

ドミニカ共和国と日本の関係があることを忘れてはいけないなと思いました

そして現在のドミニカ共和国はというと

日本を思い出すものがたくさんある場所になっていました

まず町中にはいたるところで

日本の自動車がそのまま走っており

さらにドミニカ共和国はナンバープレートが背面にしかないため

前面がそのままの車が多数走っていました

久しぶりに日本のナンバープレート見た！！

さらに町中には多数の日本食レストランも

新市街を歩いていたら通りかかった建設中のお店

さらにその近くにあった

ラーメン屋！

その名も麺屋博多！

どうやら製麺機を持ち込んでの自家製麺らしいです

店内の内装

日本風に言うと白豚骨と

黒豚骨

お店風に言うと

ラーメンde NARUTOと鳥ラーメン

でもやっぱり味は豚骨ラーメンでした！

カリブの島で食べられると思えばかなりのクオリティーでしたよ！

他にも旧市街にあった

こちら

店内もしっかり日本風

色んな国にあるなんちゃってのお店とは違います

凄くちゃんとしたカツ丼！

カツカレーも美味しかった！

海外でこのレベルが食べられたら大満足です！

 

さらにスポーツの分野でも

多くのプロ野球選手を日本プロ野球界に輩出していたり

広島カープはアカデミーまで作っているドミニカ共和国

こんなにも日本と関係が深かったとは知りませんでした

 

治安面に若干の不安はあるものの

物価も安く、いい人も多くU10は大好きな国になりました！

次の旅行はドミニカ共和国で決まりですね！！

 

今日の1枚

麺屋博多には替え玉もありましたよ～

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