セルビアで再度考えさせられる

リアルタイムでは

民間人が住む世界最北端スヴァールバル諸島の

ロングイェールビーンに滞在中!

今のところ白熊には襲われていません笑

 

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さてベオグラードです

今までコソボでもボスニアでも

セルビア人に対する負の感情を見せつけられてきました。

そのセルビアはじゃあどうなのか?

本当に彼らが言うような極悪非道な人たちの集合体なのか?

もちろん、そんなことはありません。

セルビア人もとてもいい人たちばかりでした。

 

そんなセルビアもNATOのアライド・フォース作戦により空爆され

ベオグラードには未だにその時の空爆で破壊されたビルが残されています。

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以前コソボを訪れた時のブログに

『別にただアメリカの判断を批判しているわけではないです

空爆とかがなくて第三者の介入がなければ

平和に解決したかと言えばそんなことはないと思いますし

もっと泥沼化していた可能性だってあると思います。

ただアメリカが味方した方が正しいみたいな風潮はどうかなって思うのです』

と書きましたがセルビアに来て再度思いました

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そもそもこの空爆にはいろいろと当時から批判もありました

1、NATOは国際連合安全保障理事会の同意がないまま軍事行動を行った

2、この軍事行動を国際的な人道危機という理由で正当化しようとした

3、NATO憲章ではNATOは加盟国の防衛のための組織とあるにもかかわらず

NATO加盟国にと欲説脅威を与えない非加盟国に対する攻撃を行った

4、劣化ウラン弾やクラスター弾の使用

5、石油精製所や化学工場への攻撃による環境破壊

などなど

あげればキリがないわけです

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当時のユーゴスラビアがNATOの勧告を受け入れていれば空爆はなかったわけですが

当時の和平交渉の文章にアメリカは

アライド・フォース作戦 – Wikipedia

『コソボのみならずユーゴスラビア全域でNATO軍が展開・訓練でき、なおかつ治外法権を認めよ』

という一文を入れていたそうで

これを受け入れるということは占領下に入れと言われているようなものです

そりゃあミロシェビッチも受け入れないよな~と思うわけです

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アメリカと当時のユーゴスラビアのどちらが正しいとか間違っているとかいうことではなく

紛争が起これば多くの民間人が犠牲になるということが問題なのです

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そしてさっき書いたように

NATO憲章に書いてないことを理事会の同意がないまま行い

理由を付けて正当化するということが

今起きていることに似ている気がしてしょうがありません

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旅をしていると多くの人が

日本人が好き、日本が好きって言ってくれます

日本人は凄い、日本は凄いって言ってくれます

これからもそういう国であってほしいと切に願います

 

今日の1枚

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日本から送られたバスが市内バスとして活躍してます

宿で一緒だったタイチさんとマリコさんはレストランで会った

セルビア人に日本人だって言ったら

「バスをくれてありがとう!お金をもらうよりもとってもうれしいことだ!」

って言ってもらえたそうです

これからもそういう国際協力を続けていく方が

日本らしいし平和な社会に役立つと思うんだけどな~

あとODAは現物支給にした方がいいとも思いました

 

 

 
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本日もお読みいただきありがとうございました!

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