BBCの報道などから現状のアテネに行くべきか
二人で相談した結果
まあアテネは落ち着いたら行けるし
ということで断念。
急遽マケドニアを目指すことにしました!
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マケドニアのスコピエに行くため
カランバカからトリカラ経由でテッサロニキに戻ります
テッサロニキのマケドニアバスターミナルまで戻った我々は
早速、スコピエ行きについて情報収集
しかしマケドニアバスターミナルからはマケドニア行きが出ていない・・・
マケドニアバスターミナルって名前なのに・・・マケドニア行きはない・・・
ややこしいな~
まあこの地域がマケドニアって地域で
そもそもギリシャはマケドニアの国名を認めてないくらいだから
しょうがないのかな~
ちなみにここからはブルガリア・アルバニア・チェコ・スロバキア・ドイツへは行けるそうです
カウンターで話を聞いたりwifi繋いで調べたところ
どうやら駅に行けばスコピエ行きがあるとの話なので
テッサロニキ駅へ移動
スコピエまではテッサロニキ駅からバスでも電車でも行けるらしい
バスは1人20ユーロだったので
我々は電車を選択
スコピエまで1人12.2ユーロ!
これは安い!
ちなみに駅からのバスでは
トルコのイスタンブール、アルバニアのティラナ、チェコのプラハ、ルーマニアのブカレストに行けます。
テッサロニキからはセルビアのベオグラード行きしか国際電車はないと
係員は言っていました。
途中でマケドニアのスコピエを経由するので
テッサロニキから列車で行ける国はマケドニアとセルビアになります(2015年7月現在)
イスタンブールやソフィアに行けるとの情報もあったのですがどうやらないみたいです。
ちなみに上記2都市へはバスで移動可能です。
出発まで3時間くらいあるので
駅構内のカフェでグダグダします
しっかりグダグダしたので電車に乗ります
列車は6人のコンパートメントタイプ
我々はフランス人カップルと4人で使用
道中はマンガチャンネル(フランスのアニメチャンネル)の話でまず盛り上がりました。
フランスでは聖闘士星矢が大人気だったと言うので
「自分は聖闘士星矢ごっこをしにギリシャに来たんだ」と熱く伝えることに成功!
女性の方はNARUTO、ワンピース、ドラゴンボールが好きで
小さい頃はセーラームーンがお気に入りだった!
親がマンガチャンネルを見せてくれないから隠れてこっそり見ていたと
日本の小学生と同じだな~なんて話をしていました
距離が縮まったことでお互いにどこの国が良かったかを出し合ったところ
なんと意見が真っ二つに割れた国が!
それはブルガリアでした
我々は楽しく穏やかに過ごしたのですが
彼らはなんと
大量密輸事件に巻き込まれ
警察に連れて行かれさらに
裁判所にまで連れて行かれるという
とんでもない事態に遭遇していました!
ブルガリアへ鉄道で入国した時のことだそうです。
ふと自分の座席の下にタバコが1カートン隠されているのを発見した彼女
疑問に思い他のシートも確認すると全部のシートにタバコが・・・
そして入国審査の時に席を離れ戻ってくると全てがなくなっていたそうです。
その直後ある男性が列車から飛び降りました
偶然それを見ていた別の乗客が
「自殺じゃないか!?」と騒ぎ出し
警察に通報
列車は緊急停車し警察がやってきたそうです。
しかし車掌も警察もどうも歯切れが悪く迷惑そうな素振り。
後からわかったことだそうですが
飛び降りたのは先ほどのタバコを回収して運ぶ実行犯で
車掌も警察もグルだったそうです
普段は熟練の運び屋が列車の速度が遅くなった時に
誰にも見られず速やかに飛び降りるらしいのですが
その日は新入りがヘマをして目撃され自殺騒ぎになってしまったらしいとのこと。
明らかに迷惑そうな警察から同乗者として取り調べを受け
さらに目撃者として裁判所にまで連れて行かれ
8時間近く拘束されたそうです・・・
しかも迷惑そうな素振りから警察もグルじゃないかと疑った彼らは
密輸タバコを事前に発見していたことは内緒にして
何も知らない善良な旅行者を演じ続けたそうです笑
そんな事件があった後
駅で次のチケットを買おうとしたら法外な値段を
駅の窓口で要求されたり
嫌なことが続いたので最悪の国だと罵っていました。
今のところ我々の旅は嫌なことがないので良かったな~と
2人で改めて実感するいい機会でした。
そんな話で盛り上がっていると
順調に国境まで到着
係員が乗り込んできてパスポートを回収していきます
ふと窓の外を見ると
今までガラガラだったのにこんだけ乗ってきたら激混みだ!
しかも怪しそうな奴が多い・・・
フランス人カップルと相談した結果
別のコンパートメントにいたカナダ人とフランス人をひきこんで
外人部隊で6人コンパートメントを埋めてしまう作戦に!
作戦は無事成功し列車は無事マケドニアに入国
ちなみにコンパートメントの外は
通路にも人が溢れていました・・・
その後放送もない車掌も来ない電車で
一体スコピエにはいつ着くんだろう・・・
予定の時刻は当然とっくに過ぎている・・・
するとそれっぽい明るい街に近づいた!
コンパートメントのみんなは
「絶対ここだよ、こんな明るい場所他にないって」と言うが
乗客にスコピエか?と聞くと
首を振る・・・
でもその駅でいっぱい降りていく・・・
で、
どうしようか悩んだけどもう少し乗ることに。
すると
どんどん寂しくなっていく車窓
いつのまにやらもう真っ暗闇をひた走る列車
そして気まずくなったのか寝たふりするコンパートメントの同乗者たち・・・笑
そんな中不安だけを膨らませる日本人夫婦・・・
そして30分ほど経過した頃
大都会が見えました!
もうマケドニアに入ってから間違いなく1番の都会!
だって異常な明るさだもん!
絶対スコピエだ!
歓喜する我々!
急に起きだしフレンドリーになる寝たふり軍団笑
到着予定から大幅に遅れたので既に12時過ぎ・・・
初めての町は明るいうちに着くのを鉄則にしていたので
ちょっとした緊張感を持って宿まで移動
汚い駅なんだけどカッコだけはいい
深夜なので閑散としてるのか、いつも閑散としてるのか?
とにかく慎重に宿を目指します
駅を出るとすぐに
タクシーの客引きがやってきますが
そんなにしつこくなく
あっさりと引き下がっていきました
歩くこと10数分
なんとか無事到着
初の列車での国境越えにしては
大したアクシデントもなく無事で良かったです
明日はスコピエの街を散策
実はスコピエは日本ととても関係の深い街でした!
明日をお楽しみに!
今日の1枚
時間通りに来るわけなさそうな国なのに
時刻表はやたらと刻んできます笑
5:58とか6:42なんてどうせ無理なんだから
6:00と7:00でいいんじゃないの!?
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本日もお読みいただき、ありがとうございました!
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