本日は7月28日のことを書きます。
現実と1ヶ月ほどタイムラグができているので
何とかしたいと思っているのですがなかなか・・・
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さてドゥブロヴニクも満喫したので
次はいよいよボスニア・ヘルツェゴビナに向かいます。
まず目指すのは世界遺産の町モスタル。
バスターミナルを目指します
ドゥブロヴニクからモスタルは
バスで4時間くらい
118クナ+荷物代8クナ(約2268円)2015年7月現在
時間によって多少値段が違いますが
我々は朝一のバスで移動しました。
確か8時だったと思います。
バスは定刻通り出発し
海沿いをひた走ります
この景色は本当に絶景
バス移動、おすすめです
ほどなくして
国境へ
バスを降りることもなく
パスポートを回収されスタンプ押されて終わりでした
ボスニアに入ってからもきれいな景色が続きます
バスは定刻通りにモスタルに到着
宿は歩いてすぐでした!
到着するとボスニアコーヒーを淹れてくれました
『ホステルレナ』バスターミナルから近いし宿のお姉さんもいい人
おススメです
この町は「モスタル旧市街の古い橋の地区」として世界遺産に登録されています。
そしてボスニアにあるこの町もやはり
紛争の戦渦に巻き込まれた歴史がある町です
もちろん今は穏やかに平穏に暮らしている人々ですが
町の中はいたる所に
紛争の爪痕が残っています
壁に残る銃弾の跡
当時のまま残る廃墟
紛争の激しさをまざまざと見せつけられました
そしてこの町の世界遺産であるスタリ・モスト
この橋がスタリ・モストです
スタリ・モストがある町だからモスタル
町の象徴となっていたこの橋も紛争により
1993年11月9日にクロアチア系の民兵によって破壊され
紛争終了後
2004年7月23日に再開通した
なので町のあちこちに
93年を忘れるなと書いてあります
これが紛争の一番問題なところだと自分は思うのです
起きてしまったことはもうどうしようもない
でも、憎しみからは憎しみしか生まれない
「remember」や「don`t forget」っていつまでも引きずるという感情になっていると思う
国威発揚にはうってつけかもしれないけど
この考えでは悲劇が連鎖するとしか思えない
その点日本が原爆投下され、その後打ち出した「no more」の精神は素晴らしいと思う
忘れないのは当たり前だけどもう起こさないという強い気持ちこそが
起こしてしまった世代が将来世代に残せる唯一のものじゃないかと思う
だから外国人とこういう話になったら必ずno moreと伝えることの方が
大事じゃないかというようにしている
なかなか理解は難しいかもしれないけど・・・
そんなモスタルですが今は世界遺産の観光地として
多くの観光客で賑わっています
本当に橋だけ見て移動すれば
ここで紛争があったなんて信じられないくらい
穏やかな時間が流れています
モスタルには一泊しかしないので一度橋から離れて
町を散策
表通りは本当に雰囲気があってきれいな街並み
道行く人も楽しそう
しかしながら
やはり少し裏の通りに入ると目につくのは
紛争の跡
観光地だから表はどうにか復興していても
まだまだ裏通りは時間がかかりそうです
夕暮れの町を歩いて再度橋へ
この橋からネレトヴァ川に飛び込むのが伝統になっているらしく
ちょうど飛び込むところを見ることができました
川は非常に冷たいらしく、かなり危険なため
訓練している人だけ飛び込めるらしいです。
飛び込みも見られて日も落ちてきたので
今度は橋の夜景を
ヨーロッパ特有のギラギラしたライトアップでなく好感が持てます
とてもきれいでした
モスタルが世界遺産に選ばれた理由に
その歴史的価値だけでなく、スタリ・モストの再建を経ることによって、
多民族・多文化の共生や和解の象徴となったという側面も評価された。
とありました。
u10がまだ若いころ
THE BLUE HEARTSが青空という曲を歌っていました
「生まれた所や皮膚や目の色で
いったいこの僕の何がわかるというのだろう」
多民族・多文化の共生や和解
人と仲良くするにはまず相手を知ること
相手の立場に立つこと
生まれた所や皮膚や目の色が違っても同じ人間
争うだけもったいないとu10は思うのです。
今日の1枚
モスタルの街角に悟空!
日本の国際貢献って
やっぱりマンガと寿司でできるんじゃないかな!?
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本日もお読みいただきありがとうございました!